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ブラッドボーンは本当に難しい?初心者が挫折しないための考え方

最初の30分は、ほとんどの人が同じ感情を抱く。

薄暗い街並み。どこからともなく聞こえる獣の咆哮。
回復アイテムの数は限られ、チュートリアルもほぼ説明不足で、どこに向かえばいいのかさえわからない。
そして、あっけなく訪れる“死”。

「何が起きたのかわからない」
「敵が多すぎる」
「回復する暇もない」

——これが、Bloodborneの最初の絶望感だ。

だが断言しよう。
ブラッドボーンは“難しいゲーム”ではある。
しかし“理不尽なゲーム”ではない。

この記事では、なぜ本作が難しく感じるのかを心理面から解き明かし、初心者が挫折しないための考え方を、ゲーム設計の意図まで踏み込んで解説する。


目次

難しいと言われる理由

① プレイヤーの「常識」を裏切る設計

多くのアクションゲームでは、防御や距離取りが基本だ。
しかしブラッドボーンは違う。

  • 盾がほぼ機能しない
  • 敵の攻撃が速い
  • 回復中も隙だらけ

つまり、“守りの発想”が通用しにくい

これはシリーズ経験者でも戸惑う。
特に防御重視だったプレイヤーは、従来の感覚が通用せず混乱する。

ダークソウル系は盾が機能していたが、ブラッドボーンでは盾はあるにはあるが、ほとんど役には立たない。逆に邪魔なぐらいだ。

② 失敗の代償が重い

死亡すると「血の意志(経験値)」を失う。
取り戻す前に再び死ねば、完全にロスト。

これが辛い。特に、多く貯めていたなら尚更だ。自分も貯めていて失ったことがあるが、あれはやる気をほとんど失う。

人間は「損失」に強いストレスを感じる生き物だ。

ブラッドボーンはこの心理を強く刺激する設計になっている。あのシステムは、個人的にはいらないとさえ思っている。

③ 説明不足による不安

何をすればいいのか明示されない。
敵の弱点も表示されない。そのため、自分で探すか調べないといつまでたっても進めないなんてことはある。

だがこの“不親切さ”は、恐怖体験を増幅させるための演出でもある。

説明不足が多く、HPが少ないというのもあり、少しの判断ミスが死につながる。
それが「難しい」と感じる大きな要因だ。


実は理不尽ではない理由

攻めるほど回復する「リゲイン」システム

ブラッドボーン最大の特徴が**リゲイン(攻撃回復)**だ。

ダメージを受けた直後に反撃すれば、体力が戻る。
つまりこのゲームは言っている。

「逃げるな。取り返せ。」

普通のゲームなら回復=後退だが、本作では回復=前進。

これは単なる難易度調整ではない。
“恐怖に立ち向かう体験”を設計しているのだ。だけど、攻めすぎても死ぬなんてことはある、そこの駆け引きが難しいところだ。

スピード感が前提のバランス設計

敵の動きは速いが、プレイヤーの回避も非常に優秀。
無敵時間も適切に設計されている。

つまり、

  • 見てから避けられる
  • 学習すれば対処できる
  • パターンは必ず存在する

反応と理解が報われる設計になっている。ダークソウルなどと違ってスピード感はあり、慣れてうまく反応できたときは嬉しかったりする。

リスクとリターンが明確

  • 大振り攻撃 → 高火力
  • パリィ成功 → 致命の一撃
  • 攻め続ける → 体力回復

挑戦には常にリターンが用意されている。

難しいのではなく、
“プレイヤーの覚悟を試している”ゲームなのだ。逃げるときは逃げて、攻めるときは攻める。それが勝敗に関わる。だから、挑戦するごとに自分の判断能力を向上させることが大事だ。


初心者が挫折する瞬間

1. ヤーナム市街での集団戦

序盤の密集エリアは初心者の墓場。
一体ずつ誘い出す発想がないと押し潰される。多くダメージを受けても死なない設計ではないから、慎重さも求められる。

2. 最初のボスでの絶望

「聖職者の獣」や「ガスコイン神父」は、回避と攻撃のリズムを強制的に学ばせる壁。

ここで“守り”に徹すると勝てない。どうしてかというと、守ってばかりだとじわじわ集中力が削られていき、それが判断ミスにつながり、死に直結するからだ。

3. 回復アイテム不足

輸血液は有限。
連続死亡で枯渇し、流れに乗れないままただただ減っていき、やがて集めることすらできなくなって心が折れる。

4. ロスト経験値への恐怖

「もう取り戻せないかもしれない」
この焦りが判断を狂わせる。取り戻そうと急いでしまい、敵を無視して行って死ぬ。それで完全ロストし、だめだという気持ちになってしまう。

5. 自分には向いていないと思う瞬間

最も危険なのはここだ。
ゲームの問題を“自分の能力”にすり替えてしまう。ここでは、なるべく折れないためにまだ成長途中だと考えるだけでも自分を少しは否定せずにすむ。


挫折しないための思考法

① 死は失敗ではなく「情報収集」

このゲームにおいて死はログデータだ。

  • 攻撃の発生タイミング
  • 回避方向
  • 安全地帯

一度の死亡で一つ学べば、前進している。毎回小さな気づきを1つ1つ増やしていくことが大事だ。少しでも波に乗れれば、立て直せるチャンスはいくらでも作れる。

② 経験値より“ショートカット”を優先

新エリアでは血の意志よりも、

  • エレベーター解放
  • 扉ショートカット発見

これを目的にする。

進行が安定すれば心理的余裕が生まれる。やるほどに簡単な倒し方などわかっていき、回避もそうだし、無意識に自分の判断能力が向上していることに気づくはずだ。

③ 攻撃は最大の防御と理解する

恐怖で下がるほど不利になる。

ダメージを受けたら即反撃。
リゲインを意識するだけで体感難易度は激変する。とりあえず1回殴って、すぐ引くなどから初めてみてはどうだろう。

④ 「今日は学習日」と割り切る

どうしても勝てない日はある。

その日は練習日にすればいい。
攻略は直線ではなく、階段状に上がっていく。少しずつだが前進はする。だんだん色んなことが見えてくるでしょう。

⑤ 他人と比べない

SNSや動画は上級者だらけ。

だが彼らも同じ絶望を味わっている。
成長速度は人それぞれでいい。それよりかは、気づいたことを1つでも増やすことがとても大事だ。


それでも挑戦する価値

ブラッドボーンは単なる高難度アクションではない。

恐怖に立ち向かい、
学び、
克服し、
自分の限界を越える体験装置だ。

最初は誰でも怖い。
誰でも下手だ。
誰でも何度も死ぬ。

だがある瞬間、気づく。

「あれ、さっきより冷静だ」
「この攻撃、見える」

その時、世界の見え方が変わる。

難しいのではない。
あなたが成長する余白が大きいだけだ。

購入を迷っているなら、挑戦してほしい。
途中で挫折しかけているなら、あと一歩だけ踏み出してほしい。

とにかく知っていることを少しでも増やすこと。それを意識して毎回取り組んでいれば、きっと乗り越えられるだろう。

ブラッドボーンだからこそ、うまくできたときの喜びというのはでかいだろう。集中力が切れたら辞めればいい。次がある。

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