「結局ブラッドボーンって何の話だったの?」
そう感じた人はかなり多いはずです。
最初は“獣狩りのホラーゲーム”に見えますが、物語を進めるほど世界観は変化し、最終的には“宇宙的恐怖”や“上位者”の話へと繋がっていきます。
特に、
- なぜヤーナムは獣だらけになったのか
- 上位者とは何なのか
- メルゴーとは誰なのか
- 主人公は何をしていたのか
- エンディングはどういう意味なのか
このあたりが非常にわかりにくい作品です。
この記事では、難解な設定をなるべく噛み砕きながら、『ブラッドボーン』のストーリーを初心者向けに整理して解説していきます。
ブラッドボーンの物語を一言でいうと
ブラッドボーンを簡単にまとめると、
「人類が“上位者の力”に手を出した結果、街が崩壊した物語」
です。
最初は“獣の病気”の話に見えますが、本当の原因はもっと深い場所にあります。
ヤーナムの人々は「特別な血」を使うことで病気を治していました。
しかし、その血は普通の血ではなく、“上位者”という存在に関係する危険な力でした。
その結果、人々は徐々に理性を失い、“獣”へ変貌していきます。
そもそも“上位者”とは?
ブラッドボーン最大のキーワードが「上位者」です。
上位者とは、人間を超越した高次元の存在のこと。
作中では神のように扱われていますが、実際は“宇宙的存在”に近いイメージです。
有名な上位者には、
- 月の魔物
- メルゴー
- ゴース
- エーブリエタース
などが存在します。
人類は彼らに近づこうとし、“瞳”や“啓蒙”を求め始めました。
しかし、人間には本来理解できない存在だったため、多くの人が狂気へ堕ちていきます。
すべての始まりは「ビルゲンワース」
ヤーナム崩壊の原因を作ったのが、学者集団「ビルゲンワース」です。
彼らは地下遺跡を探索する中で、
- 古代文明
- 上位者
- 特別な血(古い血)
を発見しました。
そして学長ウィレームは、
「人類は上位者へ進化できる」
と考えるようになります。
ここで思想が分裂します。
ウィレーム派
「血ではなく“瞳(知識)”によって進化すべき」
ローレンス派
「古い血を利用すれば人類は救われる」
そしてローレンスはビルゲンワースを離れ、「医療教会」を設立しました。
ここからヤーナム全体が狂い始めます。
なぜ人は獣になったのか?
原因は「古い血」です。
医療教会は血の治療を広め、ヤーナムは“奇跡の医療都市”として発展しました。
しかし、その血には副作用がありました。
使い続けた人間は理性を失い、“獣化”していったのです。
つまりブラッドボーンの獣化は、
- 感染症
ではなく、 - 血への依存と暴走
に近いものです。
そして獣が増えすぎた結果、狩人たちが生まれました。
狩人は何をしていた?
狩人の役割は、獣になった人間を処分することです。
しかし問題なのは、
「獣を増やした原因も医療教会だった」
という点です。
つまり狩人たちは、
- 教会の後始末
- 隠蔽
- 暴走した実験の処理
を延々と続けていたことになります。
ゲールマンやルドウイークなども、最初は正義のために戦っていました。
しかし長い狩りの中で、多くの狩人自身も狂っていきました。
ロマ撃破後に世界が変わる理由
ブラッドボーンで最も衝撃的なのがここです。
ロマを倒した後、突然世界が赤く染まり、見えなかった存在が見えるようになります。
これは、
“本当の世界”が見えるようになった
からです。
ロマは「真実を隠す存在」でした。
つまりプレイヤーは、それまで幻を見せられていた状態だったわけです。
以降は、
- 上位者
- 妊婦
- 赤子
- 悪夢
- 宇宙的存在
など、ブラッドボーン本来のテーマが一気に露わになります。
メルゴーとは何者?
メルゴーは“上位者の赤子”です。
ブラッドボーン世界では、
「すべての上位者は子を失い、代理母を求める」
という設定があります。
メンシス学派は、このメルゴーへ接触しようとしました。
しかし儀式は失敗。
その結果、
- ヤハグル崩壊
- 悪夢の発生
- 大量の発狂
が起きてしまいます。
つまり物語終盤で主人公がやっていることは、
「暴走した儀式を止める」
ことでもあります。
“悪夢”とは何だったのか
ブラッドボーンでは「夢」と「現実」の境界が曖昧です。
代表的なのが、
- 狩人の夢
- 悪夢の辺境
- メンシスの悪夢
- 狩人悪夢(DLC)
など。
これらは単なる夢ではなく、
上位者に関係する精神世界
のような場所です。
特にDLCでは、
ビルゲンワースと医療教会が漁村で行った虐殺と実験が、“呪い”として狩人悪夢を生み出したことが描かれます。
つまりDLCは、
「狩人たちの罪」
を描いた物語でもあります。
主人公は結局何をしていた?
主人公の目的は最初かなり曖昧です。
作中では「青ざめた血を求めよ」と言われます。
しかし物語を進めると、
- ヤーナムの真実
- 上位者
- 悪夢
- メルゴー
- 月の魔物
へ辿り着きます。
結果的に主人公は、
“狩りを終わらせる存在”
になっていきます。
エンディングの意味を簡単に解説
ヤーナムの夜明け
ゲールマンの介錯を受けるエンド。
主人公は夢から解放され、普通の人間として朝を迎えます。
最も“人間らしい”終わり方です。
継承エンド
ゲールマンを倒したあと、主人公が新しい狩人の夢の管理者になります。
つまり、
“次のゲールマンになる”
エンドです。
狩りは終わっていません。
幼年期のはじまり(真エンド)
3本のへその緒を使用し、月の魔物を倒した場合のエンド。
主人公は上位者へ進化します。
つまりブラッドボーンとは、
“人間が人間を超える物語”
でもあったわけです。
ブラッドボーンの本当の恐怖
ブラッドボーンの怖さは、単なるホラーではありません。
本当に恐ろしいのは、
- 人類の欲望
- 禁忌への探究
- 理解できない存在への接触
です。
人類は“進化”を求めました。
しかしその代償として、
- 狂気
- 獣化
- 悪夢
- 呪い
を生み出してしまったのです。
だからこそブラッドボーンは、今でも「考察したくなるゲーム」として語られ続けています。
FAQ
Q. ブラッドボーンの黒幕は誰?
完全な黒幕を1人に絞るのは難しいですが、原因を作ったのは医療教会とビルゲンワースです。
特にローレンスが古い血を広めたことが、ヤーナム崩壊へ繋がりました。
Q. 青ざめた血って結局何?
作中でも解釈が分かれる部分ですが、多くの考察では「月の魔物」や上位者関連の存在を指しているとされています。
Q. ロマは悪者なの?
むしろ真実を隠していた存在です。
ロマがいたことで、人々は完全な狂気を直視せずに済んでいました。
Q. DLCは本編とどう繋がってる?
DLCは“狩人たちの罪”を描いた物語です。
漁村虐殺とゴースの呪いによって、「狩人悪夢」が生まれました。
本編のテーマをさらに深掘りした内容になっています。
Q. ブラッドボーンのストーリーは理解できなくて普通?
普通です。
ブラッドボーンは、
- NPC会話
- アイテム説明
- ステージ演出
- ボス配置
から断片的に物語を読み取る作品です。
最初はわからなくても、考察を見ることで一気に面白くなるゲームでもあります。
プレイ環境を変えるだけでもかなり快適になる
ブラッドボーンは非常に難しいゲームですが、実は“プレイ環境”を変えるだけでもかなり快適になります。
特にブラッドボーンは、回避タイミングやカメラ操作が重要なゲームです。
そのため、入力遅延の少ないモニターや、操作しやすいコントローラーを使うだけでも、戦いやすさが大きく変わります。
「難しすぎる…」と感じている人ほど、環境を見直す価値はかなりあります。
特に回避主体のゲームでは、操作遅延の少なさが想像以上に重要です。
少しでも快適な環境を作ることで、ストレスが減り、ブラッドボーンをより楽しめるようになります。

